FX業者について思うこと。其の一

まず、初心者がFXを始めるのなら、国内のFX業者を選ぶでしょう。

保証・保全もあり安心です。

アドバイスも日本語でわかりやすい。

手数料もごくわずか。スプレッドも狭い。いうことはないようです。

しかし、調べてみるといろいろ問題があるようです。

国内のFX業者は、だいたいレバレッジが25倍です。

1ロット(1万通貨)の取引をするのに、証拠金が4万円ちょっと必要です。

つまり、5万円の資金では1lotの取引しかできません。

コツコツ増やして、10万の資金になったら、ようやく、2lotの取引ができるようになります。

これだから、少額資金ではなかなか大きくは勝てません。(まあ 資金があっても勝てないのですが)

少額からやるなら、レバレッジを利かせるほうがはるかに有利です。

少ない証拠金で、大きめのlotの取引ができます。

そのためには海外のFX口座が必要です。

海外の口座は、500倍や888倍とハイレバレッジです。

ここで疑問?

ハイレバだと、危険。損も大きいんでしょ?

よくある質問ですが、これは半分正解、半分不正解です。

取引するlotが同じなら、損も利益も同じです。

ただ、証拠金が少なくてすむのです。

証拠金が少ない利点はなんでしょう?

これは、証拠金維持率が高くなることです。

つまり、強制ロスカットまで余裕ができます。

5万円の少額資金で始める場合を考えましょう。

国内口座で、維持率が100%きったらロスカットするルール(会社による)の場合、含み損が1万になるとすぐカットされる状況になります。

これが海外口座の場合、1万通貨に必要な証拠金は1200円~2000円くらいです(レバレッジが888倍や500倍の時)。

つまり、含み損が40000円になってもまだロスカットにはなりません。起死回生的に そこから反転して 利益になる という可能性はまだ残されています(現実にはめったになりませんが)。

では、ハイレバはなぜ危険なのでしょうか?

これは簡単です。

少ない金額で、多くのlotをもてるため、例えば10万通貨でも取引できるのです。

10万通貨に必要な証拠金は大体10000円~20000円前後です.

5万あれば取引は可能です。(国内口座では5万円では10万通貨は取引できません。)

ただ、10pips動くと、+/-10000円です。100pipsで10万円です。

15pipsに損切を置くと、マイナス15000円を覚悟しなくてはなりません。

3回負けたら・・・即 退場です。

資金が30万以上あれば、100万通貨の取引も可能です。

この場合、1pipsは1万円です。勝ったら額が大きいですが、

10pips負けたら、10万円。 あっという間に資金が溶ける可能性があるのです。

つまり、lotを上げさえしなければ、利益・損益は変わらないのです。

自分で制御できる人は、圧倒的にハイレバのほうが有利だ.とも言えます。

ナンピンやら、両建立てとか、手法が増えます。使いこなせないだろうけど。